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土間工事完了 2020/6/25

先日から、いつも大変お世話になっている方からの依頼を受け土間工事を請け負いました。本来なら自社で土間工事は請け負いませんが、お世話になっている方からの依頼だったので無理くりねじ込むことにしました。普通なら左官屋さんとか土建屋さんに外注で発注しますが、外注で発注した場合、例えば㎡あたり1万円とか8千円とかご業者によってばらつきがあります。下請けの左官屋さんに㎡あたりの単価をきくと㎡あたりいくらという回答があったので、持ち帰り調べると実はとても高額で、この単価はいつもお世話になっている方に提示はできないということで、自分がすべて段取りをした値段をはじくと㎡あたり2000円マイナスで出来ることが分かりました。左官の単価と比べると2000円の差、例えば50㎡を施工すると10万円は変わってきます。コストダウンしたので早速受注し工事に掛かりました。

ユンボで鋤取り

車などの重量物が入れるように100mm厚のコンクリートを打つには、地盤が高いので40mmほど鋤取りをします。地盤が締まっているのでなかなか大変で、ユンボの届かないところは、ジョレンとクワの手作業で鋤取り。

6mmのワイヤーメッシュ

外周に型枠を立て、6mmのワイヤーメッシュを敷き込み重なりを連結させ、ワイヤーメッシュを一つにします。

コンクリート打設

ミキサー車から出てくるコンクリートを一輪車で受けとり間配ります。左官二人と私の三人で作業は続きます。


土間コン仕上

コンクリートの打設後は二人の左官が鏝できれいに仕上げていきます。空気が乾燥し気温も高いので早く水分が引きます。

仕上がった土間コン

鋤取りから型枠コンクリートの打設とここ三日間で工事は終了し、約一週間養生期間をとり、型枠をバラせば工事は完了です。しつかりとしてきれいな工事が低価格で出来ました。
今回の土間コンクリートの価格差で思ったこと、私が思う商売とは、自社の最低限の利益を残しながら、出来るだけ低価格で良いものをお客さんに提供することが基本だと考えていますが、世の中そのような考えの業者は少なく、自社がどれだけ儲けるかという業者が多いように感じます。どの業者もお客さんを第一に考える商売をすると、お客さんは業者選びに困らなくて済みますが、このご時世、業者選びが本当に難しいと思います。
今回は、普段はしない土間工事でしたが、思わぬことでいろいろと学ぶことが出来ました。

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