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流れに身を任せる 2021/12/19

今年も残すところ13日。なんだか気分的にも今年中にどうのこうので慌ただしくなってきた。
気はせわしないが楽しみながら今年を終えたい。

さて、ウチには、建築のお客さん、薪ストーブのお客さん、薪購入のお客さん、いろいろなお客さんが来られる。
私の日ごろの行いが良いのか、皆さん良いお客さんで、お互いを引き寄せ合ってるように感じている。
しかし、稀にそうでもないお客さんも居られる。
私は数年前から、嫌な事はしない。嫌な人とは我慢してまで付き合わないと心に決めている。
なので、私は発注された仕事をお断りする場合がごく稀にある。
その判断基準として、「我利我利」なお客さんの仕事は受けない。

昔の演歌歌手が言っていた、「お客様は神様です」なんてね。
そんな、お客さんが偉いと勘違いした方がごく稀に居て、ウチからは弾かれる対象だ。

私は、発注する側、発注される側は対等の立場だと思っていて、どちらが上でも下でもないと思っている。
世の中は抽象的に、生産と消費に大きく分けられる。
自分で生産できないから、その分野で得意な方にお金を介してお願いしてる、ただそれだけの事。
しかし、昨今は、お金を支払う側が偉いという構図が出来上がってるように感じる。

先日は、薪棚の製作を頂いた。半日かけて薪棚の図面を描き、材料の拾い出しをし、見積書を作った。
訳あってどうしても物にしたい工事だったので、極限まで絞り込んだ見積もりをお出ししたが、あっさりとお断りされた。その瞬間、これまで半日かけた見積り作業は無駄な時間に終わった。
仕方のないことなんだが、こんなことでは持たないので、これを機に、見積もりは有料にしようと思っている。

話は逸れたが、話には続きがあって、その後、その方から、煙突掃除と薪の配達の見積り依頼を頂いた。
計算した金額が61446円で、その端数を切れとの事。すなわち、60000円ちょうどにするように値切ってこられた。
正直なところ、1446円の値引きはたいして痛い金額ではない。
しかし、数日前には半日もかけた見積もり作業が無駄になり、相手に損害を与えているにも関わらず、
また更に値引きまでせようとする。
相手に損をさせてでも、少しでも自分が得をしようという魂胆が気に入らない。
おそらく、この方と今後付き合いしたにしても、良いお付き合いはできないだろうと、
きっぱりとお断りをさせて頂いた。

人生には引き寄せるポイントが沢山あり、この方の場合、
何らかのご縁で折角私を引き寄せたのに、わざわざ自分から怒らせて、引き離してしまった。
ポイントをわかっていないので、今後の人生はマイナスの方向に進むだろう。

私の場合だが、地に足はつけながら、ふわふわと流れに身を任せて漂って生きている。
しかし、地に足はしっかりと固定されていて、完全に流されることはしない。
今、目の前に起こることを誠実にこなしながら、今現在、起こることを受け入れる事にしている。
それは良いことも悪いことも素直に受け入れる。

例えば、何か面倒くさいような役割を与えられた時、本当なら絶対に断ることでも、
悩むことなく喜んで受けるようにしている。
それをすることで、また次の世界が広がっていく経験を度々してきたからだ。

自分の強い信念を持ちながら、流れに身を任せていけば自分の思い通りの人生になる。
私は只今それを実践しながら楽しんでいる途中だ。

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