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味噌と甕 2022/12/10

味噌シリーズ2日目。
味噌を作るには大きな容器が必要だ。
味噌づくりの容器と言っても何種類かあって、
木桶・甕・琺瑯・プラスチックなどがあり、それぞれのメリットとデメリットがある。

木桶は使うたびに菌が住み着き、漬け込むと木の香りもして、最高だ。
しかし、あまり世間に出回ってないので高価だ。
あと、使ううちに木は痩せ味噌が漏れるデメリットもある。

琺瑯は、使い勝手は良いが、傷からのサビの可能性もあり、
そもそもあまり製品として出回ってない。
出回っていてもコメリなどのHCのものはやはり錆びやすい。

プラスチックは軽くて安価だが、化学物質が滲み出る恐れがあるので、
あまり使いたくはない。

となると、残るは甕しかない。

しかし、その甕が日本では作られているところが皆無に等しく、
中国製が多いようだ。

以前は、九松というメーカーが作っていたが、もう潰れてないので、
中古市場を探すしかない。

思い立ったら即行動派の私は。
メルカリにて7つ購入した。

甕がこれだけ並ぶと壮観だ。
これは5号サイズで9リッターが入る甕だ。
そして、一個あたり、もうないと言えど、4000円ほどなのでリーズナブルだ。
7個買っても3万円ほどで購入できた。

甕には目に見えないほどの無数の穴が空いていて、
味噌が呼吸をするのに甕が適しているそうだ。

あと、面白いことに、各家庭ごとに室内環境は違い、
同じ仕込みをしても家によって味が変わってくるようだ。

私の家は土壁を発酵させた発酵環境の家なので、
味噌作りには適していると思う。
まだ材料を揃えてる最中だがワクワクしている。

さて、師走も中盤に入ってきた。
やることが多すぎて相当忙しいが、今日も楽しみながら過ごそう。



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