改装工事 2023/6/21
梅雨も中盤、いよいよ夏本番に向けて、とても暑くなってきた。
月末に植えた稲の苗も活着し、分けつしはじめ少しづつたくましい株になる。
農業の方は少し落ち着いたが、次は大豆の播種の時期が迫る。
迫ると言うかもうギリギリの時期になってきたので、そろそろ撒かないといけない。
輸入の案件も順調に進みいよいよ大詰め。
建築の工事も少人数ながら、4軒の現場を抱えあちこちと走り回っている。
さて、先日は古民家の2階の改装の仕事を頂き、
木工事と左官工事が完了した。
施主さんからは当初、とにかく安くあげたいのでと言うことだった。
おそらく普通の工務店なら、石膏ボードで張り固め、床は合板フローリングを張るのだろう。
施主さんからも石膏ボードでも張って安くしてくれと言うことだ。
しかし、最初に石膏ボードを張るならば仕事をお断りすると伝え、
天井は杉板、壁は木ずりに漆喰、床は杉の赤身板を使った。
ウチのお得意のパターンだ。
普通の工務店なら嫌がる仕事だが、ウチは普通の工務店ではない。
死んでも石膏ボードや合板は使わない。
なぜなら、シンプルに触りたくない。
あと、未来にややこしいゴミを残したくないし、
住まい手が住みながら健康になれる空間を造りたいからだ。
一般的に言えば、壁といえば石膏ボード。
床といえば合板フローリング。
本当にもううんざりだ。
世の中の工務店。
そろそろ石膏ボードを張るのはやめないか。
といっても、変わらないが、
少しでもまともな工務店が増えることを願う。
あとは建具がつけば完成だ。
では、今日も楽しくお仕事をしよう。
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