トロワパンの事 パート⑤ 2024・10・31

早くも10月も最終日。
日々が充実しているせいか、忙しいせいか、時の流れがとても早い。
時間というのはゴムのように伸び縮みして調整が可能らしい。
いそいそと忙しく暮らしていると早く流れるようだ。
このお話はまたじっくりとすることにして、
日々、忙しさに心を無くさないようにしたいものである。
さて、パンのお話の続き。
フランスのパン屋さんとは、決定的な確証を得ないまま、渡航の日を迎えた。
去年に続き、フランスは2回目。
前回は英語ができる煙突屋さんと同行し、煙突屋さんにおんぶに抱っこ状態だった。
今回は単独での渡航なので、前回とは訳が違う。
航空券の手配から、高速鉄道の手配、宿の手配を全て自分でやった。
幸いインターネットで予約可能なので、便利な時代だからこそ難なく渡航できたので有り難かった。
航空券は、エールフランスで予約した。
航空券は色々なサイトで予約可能だが、一概に言えないが、航空会社で直接買うのが安価な場合が多い。
そして、フランス近辺に行くならエールフランスが一番都合が良い。
なぜなら、エールフランスの拠点であるシャルル・ド・ゴール空港に経由地なしで一気に飛ぶので、
トランジットがなく、時間の節約になる。
例えば、カタール航空で飛んだ場合、カタールのドーハ空港でのトランジットになるので、
空港での待ち時間が発生し、とても長い旅になってしまう。
また、エールフランスは高価なように思うが、安い航空券は往復で20万円前半で取ることが可能だ。
なので、フランスと言っても意外と近く感じる。
全てを万全に備え、先ずは、パリのシャルル・ド・ゴール空港に降り立ち、トランジットを経て、
スペインはマドリードに降り立った。
初めてみるマドリードの景色、日本とのスケール感の大きな違いに圧倒された。
あと、洗練された街並みに感動した。
ここ日本は、すべてのものを受け入れる文化があり、自国の文化を消してまで受け入れている。
なので、カオスな街並みが広がり、日本らしい日本の風景は失われつつある。
こういう、その国々の景色を見るだけでも文化や国力を感じるので、
建築をしている私からしては、日本の危機感を感じるものだった。

写真はマドリードの中心部に近い位置の写真。
合計で20時間近い移動でクタクタだった。
特に観光するわけでもなく、マドリードのその日を終えた。

次の日は、高速鉄道を使いバルセロナを目指す。
バルセロナでは二泊の予定だったので、
バルセロナといえばガウディ。ということで、ガウディの建築。



ガウディは自然からインスピレーションを得ていて、樹木屋洞窟のような曲線の自然のモチーフが見られる。
直線や対称性を避け、柔らかな曲線美が特徴のガウディの建築はユニークで幻想的な世界観を創り出し、
多くの方に愛されている建築だ。
バルセロナを軽く観光し、バルセロナを後にした。
バルセロナからフランス南部のペルピニャンという都市を目指し、高速バスで移動することになる。
バルセロナ〜ペルピニャンは高速バスで2時間半くらいに位置するところで、
まあまあ、簡単にフランス入りすることができた。
いよいよ、フランスのパン屋さんの修行の日々が始まるのであった。
今日のブログはここまで。
今日は、妻と赤ちゃんが助産院を退院する日であるので、皆でお迎えに向かう。
新しい命が地元へと帰ってくる記念すべきおめでたい日だ。
今日も楽しい一日を過ごそう。ではまた明日のブログでお会いしましょう。
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