トロワパンの事 パート⑦ 2024・11・2
今日は朝から大雨。
夕方くらいまで降り続くようだ。
この雨が終わると、当分の間晴れの予報なので有難い。
お嫁様と子供の飯炊きと、洗濯・掃除、本業の業務併せ持った生活がスタートし、
心を無くしそうになるくらいに朝から晩まで忙しい。
しかし、若い頃の自分と違い、地に足がついているので、心に余裕があり、
周りが見える状況なので、二、三週間はまあなんとかやっていけそうな気がする。
さて、昨日の続き。
パン屋さんに到着したその時、パン屋の前に居た一人の女性に声をかけた。
彼女は快くいろいろと教えてくれて、お昼ご飯まで一緒にどうかと言ってくれた。
その彼女とは。イタリア人女性のアナだった。
後からわかることになるが、このパン屋さんにはパン職人が3人居て、
その3人のうちの一人がアナだった。
左がアナ。右がオーナーの娘のオーレリーだ。
行った当日からお昼をご馳走になった。
日本でメッセージをやり取りしていたのはジュリーと女性。
ジュリーは遠方に行っているとのとなので不在だった。
早くパンの修行の確約を頂きたかったので、アナに聞いてみることにした。
すると、オーナーに聞いてくれたらしく、快く承諾を得たのであった。
これまでの心配はよそに拍子抜けするほどあっさりと受け入れて頂けた。
昼ごはんを頂き、数日後にCucugnanに来るように言われ、村のホテルも予約し、
数日後に本格的にCucugnanに入ることとなる。
Cucugnan入り初日、パン屋の皆さんで私たちを迎え入れてくれるという。
このパン屋さんは、従業員が14人くらいいて、お昼は賄いつきでその日に出勤した従業員は、
賄いを食べるという決まりになっている。
その日は、軽く私たちの歓迎会をしてくれるようで、
皆さんで受け入れてくれた。
私たちは、日本のそばと緑茶と南部鉄器の急須を持参していたので、そこで皆さんに振る舞うことができた。
皆さん、おいしいいと喜んで頂いた。
日本にいるときは、確約の返事もなく、心配しながら向かったフランスのパン屋さんだったが、
その不安もよそに、皆さん良い方達ばかりで快く受け入れて頂けることに感謝でしかなかった。
パン屋の修行の確約を取り付け、その次の日からようやく修行に入ることとなった。
さて、今日のブログはここまでにして、
お嫁さんたちに飯を炊きに行こう。
では皆さん、楽しい良い週末をお過ごしください。
Je vous souhaite un bon week-end.
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