メンタル① 2024・11・24
今日は私の48回目の誕生日。
特に特別感もなく、特に嬉しくもない。
ただ、産み育ててくれた母親に感謝する日なのだろう。
幼い頃から私は、まあまあ活発ではあったが、
特別賑やかな方ではなく、どちらかといえば、おとなしめな性格だった。
平凡な学生生活を送り、3交代のディスプレイ製造会社に就職をしたが、
自分には向かないと感じ、一年ほどで見切りをつけ大工の弟子入りをした。
先ずこれが、最初の転機。
大工の弟子入りをしたが、元々おとなしめな性格なので仕事に対人関係に積極的ではなかった。
四年半ほど地元の親方についたが、真面目に仕事はしていたものの、本腰が入らず、
また別の姫路の親方につくこととなる。
これで二つ目の転機。
姫路の親方につくこととなったが、この親方がとても強烈だった。
プラス、親方に兄弟子までいたので、この二人が揃うことで強烈の極みだった。
親方には理不尽なことでいつも怒られ、
兄弟子には罵られ。そんな弟子の生活だった。
普通ならメンタルは崩壊するところだが、
私は一人前になると言う強い目標があったので、全く挫けなかった。
今考えるとよく持ちこたえたなと自分を褒めてやりたい思いだ。
相当な気合いで弟子入りした姫路の親方のところでは、二年ほどで一人前の大工として認めてもらい、
その後は、親方の元を離れていた兄弟子と一緒に仕事をすることとなり、数年後独立した。
独立後は、4軒ほどの新築工事を任され、とても忙しい時期を送った。
そんなある日。
忘れもしない、2011年3月9日父親が自ら命を絶った。
時の流れは早いもので、早くも13年が経った。
当時は相当悲しかった。何年間か「なんでやろ」の繰り返しだった。
しかし、3年ほど経ったある時から考えても仕方ないと吹っ切った。
この父の死が、私の人生の中でも一番大きな転機だった、これが三つ目の転機。
それまでの私の建築スタイルは、伝統構法に似た、伝統構法的な建物を建てていたが、
この転機以降、「やりたいことをやろう」と腹に決め、伝統構法の道に突き進んでいくのであった。
これが2013年。今から11年前の出来事だ。
ここから私の人生はとても濃ゆいものになっていく。
さて、今日も盛りだくさんの一日。
今日のブログはここまでにして支度をしよう。
続きはまた明日。では良い休日をお過ごしください。
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