トロワ 2024・12・1
12月1日。
今年も早いもので残すところあと1ヶ月になったと同時に、
弊社、トロワプロジェクト株式会社も4年を終え、5年目に突入した。
今もよく聞かれるが、会社の社名のトロワのことを久々に説明しておく。
トロワとは、フランス語のUn・Deux・Troisで、3という意味だ。
なぜフランス語の三なのだろうか。
煙突が社名のロゴにある。
当時は盛んに薪ストーブを商っていたので、薪ストーブ発祥の地とされるフランス語にした。
三とは、江戸時代の近江商人の商売哲学を表す言葉で、商取引を行う際に、
「売り手」「買い手」「世間」の三者全てが満足できる「三方よし」の状態を指す。
・売り手よし:売り手が利益を得て満足する
・買い手よし:買い手が良い商品やサービスを手に入れ満足する
・世間よし:商取引を通じて社会全体が利益を得たり発展したりする
このように、単に利益を追求するだけではなく、取引全体が関わる全ての人々に有益であることを目的とした商売をしようということで、トロワと名付けたのである。
私の場合に三方よしを当てはめると。
売り手よし:会社が成長しながら運営できる経費をきちんと頂きながら、自分の好きな仕事を満足しながらしている。
買い手よし:建築で言えば自然素材などの材料を使うことで、リラックスしながら健康的に暮らすことができる。
パンで言えば、無添加物で食物繊維の多い素材のパンを食べることで、味わい深い健康になれるパン。
世間よし:自然素材の材料を使うことで、家を使い終わってもゴミが出ず環境に優しい。
地域の資源を有効活用し、地元に貢献する。
4年が終えた今でも、「三方よし」は意識して行動している。
お客さんの満足度は分からないが、大体のお客さんが一元さんではなく、お得意様なので、
住まいでのお困りごとは弊社に依頼いただいているので、満足して頂いているものなのだと感じている。
仕事の依頼もあとを絶たず、この調子で建築をやり進めるべきだろうが、別に進むべき道ができたので、
今年は大きな変化の年になるだろう。
これまでベースとしていた建築から、パンへとシフトする予定だからだ。
今後の私が進むべき道のことは後日ブログでアップロードさせて頂く予定だ。
さて、今年は大きな変化に向けて始動する。
もう準備は始まっている。
簡単には道は拓けないかもしれないが、楽しみながら進んでいこうと思っている。
では、良い休日をお過ごしください。
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