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メンター 2024.12.20

今年一番の冷え込みだろうか。
外気温はマイナス1度。
今年一番の冷え込みだと言うのに、昨日、セントラルヒーティングの温水ポンプが壊れ作動しなくなった。
取り急ぎ、温水ポンプを注文し商品が到着するのを待っている。
薪ストーブを外してしまったので、それまでは、家の中でも服を着込み、エアコンを回して暖をとりしかない。

私は、依存からの脱却と言いながらも、機械製品に依存したセントラルヒーティングに少し違和感を覚えた。
と言うのも、エネルギーの自立は可能だが、配管システムが難解なだけに、システムが壊れた時プロの修理が必要になる。
やはり、そこに依存してしまっているので、少しモヤモヤとするのである。

元来の日本人と言えば、木がとても貴重だったので木を大事にする民族だ。
欧州のようにダイナミックに火を焚く文化ではなく、日本は小さく暖をとる文化なのだ。

そんな、セントラルヒーティングシステムが壊れたタイミングで、
囲炉裏や火のある暮らしを推奨する、バルセロナでもご一緒した、
大内正伸氏のアドバイスを頂き、現在、囲炉裏室を作っている。
これは何らかの絶妙な御縁だというしかないタイミングなのだ。

大内正伸(おおうち まさのぶ)さんは、1959年茨城県水戸市生まれのイラストレーター・著作家で、現在は香川県高松市在住。
日本大学工学部土木科を卒業後、設計コンサルタント勤務や多様なアルバイトを経て、1983年にフリーのイラストレーターとして独立し、1986年に『山と溪谷』誌でデビューした。

彼の作品は、アウトドア、林業、山暮らし、囲炉裏、木工など、自然と共生する生活や技術に焦点を当てている。
著書には『これならできる山づくり』『山で暮らす愉しみと基本の技術』『囲炉裏と薪火暮らしの本』などがあり、
最新刊は『「大地の再生」実践マニュアル』(共著/農文協2023年1月)。
また、棚田・里山保全活動を行う「Gomyo倶楽部」の代表として、地域の自然環境再生にも積極的に取り組んでいる。

私も本を数冊持っていて、大内氏と出会う前から持っていた本もあるのだ。

皆さんは、メンターという言葉をご存知だろうか?
メンターとは、単に日常的な助言や指導をする人だけでなく、
人生の節目や重要な転機において影響を与え、方向性を見出す手助けをしてくれる存在を指す。

私にもこれまでの人生で、メンターと思える人が存在する。
この時期このタイミングで、大内氏と心が近くなった事は重要な意味を持っていると思っていて、
今後の私の人生を変えるような重要な人物なのかもしれないと思っている。
彼こそ、人生の中でも数少ないメンターなのかもしれない。

私は、今年、ヨーロッパに行って大きな収穫を得た。
パンの技術はさることながら、
心が通じれば人種は関係ないという事と、自国の文化を守るということだ。

私は、消えてなくなりそうな、伝統構法を消えてはいけないと思っていて、
さらに、暮らしという部分を深掘れば、日本独特の「火のある暮らし」は消えてはいけない気がする。
この時期このタイミングで、大内氏と関係が深くなり、私の心に火が付きそうな気がしている。

私は気持ちに火がつけば行動するタイプなので行動を起こすだろう。
今後の私の動向をお楽しみに。

今日は、その大内氏が兵庫から岡山に移動途中で、その道中のタイミングで私の家に泊まっておられる。
では、今から大内氏と打ち合わせがある。とても楽しみだ。

では、今日も楽しく行こう。






やはり、日本といえば、囲炉裏や竈門だ。
これは日本独特の文化で、戦後の生活改善運動で囲炉裏や竈門は駆逐されていった。



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