遠回り 2024・12・22
昨日よりも若干寒くない、雨模様のここ宍粟市。
日曜日も関係なく安定の早起き。
ONOFFスイッチを忘れてしまった私は、日曜日も平日も関係なく通常の業務の日。
今朝も、いつものコーヒーを飲みながらブログを書いているiPadに向かう。
最近は不測の事態が続き、私の進む方向性が変わる予感がしている。
これまでの私の経験上、うまくいく時は、向かおうとする方向に対して黙っていても自動操縦のようにスムーズに事が進む。
しかし、向かおうとする方向に気合を入れて進んでいるのに、
一向に事が進まず、抵抗がかかり物事はストップする事が続く事はある程度進んだとしても上手くいかないこともある。
建築の場合だが、これまで、若い大工を育てて何人か揃えて会社を大きくしようという野望があり、
弟子を雇ったことはあったが、忍耐力がなく何人も挫折したり、
播州地域でもよく出来る方の大工だろうと雇ったが、全く仕事をできなかったり、
ようやく仕事を覚えたと思ったら独立するなどして、私の後に続く人間がいない。
こんなことを繰り返していても絶対上手くいかないので、そちら方向に進むべきではないということを悟った。
こんなことを、私は人生の中で何度も経験してきた。
今、まさに、自分の目の前でそれが起こっているのである。
さて、どうしようか。と言いながら、その件での大体の答えは見つかっている。
さて、どうしようかというのは、具体的に事業をどうしようとかではなく、
根本的に見直さなければならないと考えている。
さて、どうしようか。
私には私しかない強みというものがあり、今回、ヨーロッパに行き目で見て感じたことは、
今後の出来事や進む方向を大きく変えてくれると思っている。
一つの大きく思っていることは、「日本の文化」だ。
日本は敗戦国で、戦後、日本らしい日本は失われていった。
それを取り戻さないと、日本は取り返しがつかないような気がしている。
建築は景色や景観を作る上で重要な要素だ。
しかも、その建築の日本古来の建築を守っている私は、文化を取り返せる知恵や考えを持ち合わせているのは、
私の大きな利点であり強みでもある。今こそそれを活かすべきではないか。
後から思うと、私はいつも人生を遠回りしている。
遠回りといえば悪いイメージだが、
遠回りの最中でも、気付きがあり、良き出会いもあり、ありがたい経験をたくさんしてきた。
遠回りせず、ショートカットの人生も効率が良く無駄がないかもしれないが、
ショートカットだと、一番重要な気づきがなく、本質に気がつかないまま成長するので、
いざという時にメッキが剥がれる。そんなやつも何人か見てきた。
本質を気づかさせてもらうためには、私のように遠回りの人生も悪くない。
悪くないというよりも、遠回りしながらでも、行く先々の人生の大事な鍵を一つづつ集めながら、
徐々に人として成長していくのが、味わい深い人生を作っていくのかもしれない。
私の場合、起こる事象にフォーカスすれば上手くいっていない事があるが、
長期的かつ、物事を俯瞰して見れば私の人生は、思い浮かべた通り、思い通りの人生を歩んでいる。
まだまだ、私の人生の道はフェアーウェイではなく、崖っぷちを綱渡りしながらの人生が続きそうだ。
少し、モヤモヤする日々が続きそうだが、
自分を俯瞰し、「足るを知り」今の環境に感謝しながら、
今日も楽しく過ごそう。ありがとう。
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