時間とお金 2025・1・13

今日は成人の日。
私は28年前に成人式を迎えたが、
あの時から28年も経ったのかと思うと、時の流れはとても早いもので、
あっという間の人生だ。
日本人の場合、多くの人が夢や希望がなくただ惰性で生きている印象がある。
それは、戦後の学校教育の影響が多い。
何度もこのブログでいうが、
今の学校教育は、同じような制服を着せ、右を向けと言われれば右を向き、
個性のある奴がいれば、発達障害という病名をつけさせ個を剥ぎ取る。
考えさせない勉強を教え、そうして従順に育て上げ、従順な大人に育てる。
そう、従順な金太郎飴製造装置なのである。
それは何を意味しているのかというと、
大きく成長した金太郎は、年々上がる、化石燃料・電気代・生活必需品・税金を文句も言わず払い続ける。
支配者は、簡単に上納金をゲット出来るわけである。
いわゆる奴隷の世の中を作ろうとしている。
そう、自由な奴隷だ。
働き方とか、女性の社会進出とか、1000万円以下の所得の消費税支払いとか、
どんどんと粗を探し、人々を追い詰めていく。
多くの人は生活が苦しいので、目一杯働き、考える時間を与えられない。
そして、いくら働いても楽にならない。
ん、待てよ。
この今の現在は、ミヒャエルエンデの「モモ」と同じだ。
モモとは、モモは小さな町で暮らす孤児の少女。
ある日、「灰色の男たち」という謎の存在が町に現れ、彼らは「時間貯蓄銀行」を名乗り、
人々に時間を節約するよう説得する。
実際には彼らはその「節約された時間」を奪い、世界から生き生きとした喜びを奪い去った。
灰色の男たちが影響力を広げる中、人々はますます忙しくなり、友情や余暇の大切さを忘れていく。
モモは灰色の男たちの正体に気づき、彼らはモモを危険視し、追い詰めようとする。
そんな中、時間を管理する「時間の主人」マイスター・ホラと出会い、
彼の助けを得て灰色の男たちと戦う決意をする。
モモは、マイスター・ホラの話す「時間の秘密」を学び、灰色の男たちの弱点を突くために、危険な冒険に出た。
そして、モモの持つ「聴く力」と「無邪気さ」が鍵となり、ついに彼女は人々の奪われた時間を取り戻し、
町に再び平和と幸せを取り戻した。
というストーリー。
このストーリーは現在の世界と一致している。
今のこの世の中、「時間」と「お金」が人の「心」と大きく関係している。
私の場合、この事を数年前から深掘りしようと、時々考えているが、
なかなか、答えが見つからず現在に至っている。
「時間」と雄「お金」の関係性をうまくコントロールし、生活することで、
人々の暮らしは楽になるのかもしれない。
すぐには答えが見つからないが、何か腑に落ちる答えを見つけたい。
さて、今日はブリオッシュをたくさん焼く日。
夜中、何度も起き、発酵加減を何度か確認したおかげで、今日は寝不足だ。
しかし、有難い頼まれごとをしたので、私の出来る最大限の手を尽くし、送り出したいと思っている。
あとは、フランスでの修行時代に毎日作っていた、フォカッチャを帰国後初めて仕込んだ。
今から、ブリオッシュとフォカッチャをオーブンに入れてくるとしようか。
では、世間は成人の日の祭日。
今日も今日しかない今日を楽しんでいこう。
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