思考は現実化する 2025・1・18

今日は朝からパン生地を仕込む。
今日仕込んだパン生地はEngrainとEpeautre。
今日仕込んだこのパンは、フランスの修行先だったパン屋さんの従業員である、サロメが日本に来ていて、
サロメに食べさせてあげようと仕込んだ。
サロメは、奈良、名古屋、忍野、鎌倉、東京、草津温泉、福井、城崎温泉、京都と日本を旅している。
旅も最終の方だろうか、昨日、城崎温泉に泊まり、今日、我が家に来ることになっていて、
4、5日間滞在すると彼女は言っていた。
サロメは日本が好きなので、日本語を勉強していた。
フランスでは、右も左もわからない私を気遣ってくれ、
日本語でよく話しかけてくれたり、ご飯に誘ってくれたり、ある時は山登りに行かないかとも誘ってくれた。
とてもお世話になった人なのである。
お世話になったので、今回は最大限のおもてなしをしたいと考えている。
今日の夕方に神崎町の駅に迎えに行くことになっているが、
約4ヶ月ぶりの再会なので、とてもワクワクしている。
さて、思考は現実化すると言われるが、私もそう思ってる。
私もこれまでの経験上、無理そうだと思えたことでも、考えたことは大体のことが現実化してきた。
例えば、私はただの在来工法を立てる大工だったが、
いつしか、伝統工法建築に強い憧れを抱くようになり、思えば思うほど、
そのような仕事が巡ってきて、徐々にステップアップし、
最終は、石場建ての建築に行き着いた。
伝統構法建築をやる前は、在来工法から伝統構法の壁はとてもとても高く、
現実的に難しいと思えたが、父親の死と引き替えにはなってしまったが、
石場建ての建築に行き着くことができた。
今回のフランスの修行でも、古代小麦で薪窯の強いイメージをし、
InstagramやWEBからパン屋さんを探し出したが、
古代小麦と薪窯と麦農家という、私が思考するピッタリのパン屋さんと繋がった。
15種類以上の古代小麦ばかりを扱うパン屋さんは世界でも稀に見るパン屋さんなので、
そんなパン屋さんと繋がることができ、本当にありがたい気持ちでいっぱいだった。
やはり、願えば叶うのである。
私は今の現状にとても感謝はしている。
しかし、この現状で全く満足はしていない。
今後のことを次々と思考している。
思考したことは現実化するのがわかっているので、
できるだけ具体的に思考するようにしている。
さて、朝は昨日やり残した仕事を片付けて、サロメを迎えよう。
では今日も今日しかない今日を楽しんでいこう。
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