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おもてなし② 2025・1・21

昨日は大寒。大寒といえど日中は暖かく過ごしやすい。
ここ宍粟市も、朝一もそんなに寒くなく、車のウインドガラスもあまり凍ていない。

さて、先日からフランス人のサロメをおもてなしをしている。
本当は改築中の現場に行かなくてはならないのだが、はるばるフランスから来た彼女を無視はできない。
彼女は、貴重な日本の旅の日程の中、4日間も私の居る宍粟市に充ててくれた。
サロメにはフランスに滞在中に色々とお世話になり、感謝していたので、その恩返しができればと、
彼女をおもてなししている。

宍粟市には魅力がいっぱいだが、観光はというと、
あまり魅せるところがなく、宍粟市以外の近隣のスポットということとなる。

お酒が好きだという彼女は、日本酒も飲めるということで、
私がイチオシの酒蔵である、朝来市の田治米酒造へ。
この酒蔵は竹泉の銘柄でも有名だ。


ここは私が飲んだ中でも一番美味しいと感じたお酒が置いてあるところだが、
全部が美味しいわけではないが、サーバーで汲んでくれる生酒がとても美味い。
サロメは数種類試飲して、梅酒をお母さんのお土産に買っていた。

その後は、その酒蔵からほど近い、播磨焼きで有名な生野の播磨屋本舗へ。
ここは茅葺きの屋根が特徴で中ではお茶やコーヒーが振舞われている。


茅葺きの建物の中には囲炉裏があった。
最近は妙に囲炉裏に縁があり、吸い寄せられるのだろうか?
この囲炉裏は炉縁が少し広すぎて、あまり良くない。
なぜなら、広い炉縁は火から遠くなり火を扱い辛いのと、離れるほど暖かくないからだ。
囲炉裏のある播磨屋本舗でお菓子を少し買い、姫路城へと向かった。

子供を抱っこしていたので上手く撮れていない。
やはり、何度行っても姫路城のデカさと美しさは圧巻だ。
皆で天守閣まで登り、姫路城を満喫したのである。

彼女には日本に来たら、色々と食べさせてあげたいなと思っていたので、
昨日のお昼はお寿司をご馳走した。
フランスではお寿司屋さんが結構ポピュラーではあるが、
本場日本のお寿司は格別だったようだ。

あと、夜には私がお好み焼きを作ってあげた。
彼女はお好み焼きを食べたことがなかった。

私が作るお好み焼きは、パンを振るった残りのフスマを使っている。
フスマなので、若干消化が悪いかもだが、フスマは食物繊維が多く、100gあたり50gもある。
不溶性食物繊維が多いので、食べ過ぎには注意が必要だが、とても美味い。
昨日、新たに編み出した方法でお好み焼きを作ったが、これが素晴らしい仕上がりになった。
お店が開店したらお好み焼きも作ろうと考えているほど、手前味噌ながら美味いのだ。
振るった粉のお好み焼きと、フスマのお好み焼きを二通り作ったが、フスマの方が美味い。
食べたサロメもフスマの方が美味いと絶賛し、何個もバクバクと食べていた。
ちなみに、フランスでのパン屋さんではフスマは豚の餌になっているそうで、
さぞ、フランスの豚は腸が整っているのだろうと思った。

今回の滞在では、総じて楽しんでくれたと思っている。
私の仕事は進まないが、サロメの日本旅行の思い出の1ページになってくれたら嬉しく思うのである。

さて、サロメは今日、京都に向かう。
私は、サロメが来たら京都の東寺さんと建仁寺を見せてあげたかったのでそこに向かう。
そこで彼女とはお別れになる。
少し寂しいが、彼女との絆も深まり、また彼女とはフランスで会うだろう。

さて、準備をしてサロメを送ろう。

では、今日も今日しかない今日を楽しんでいこう。

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