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喜ばれる存在  2025・2・6

全国的な寒波で、ここ宍粟市も昼間も寒い。
冬なので仕方ないが、まだ宍粟市は寒いと言いながらも、
北部地域と比べると全然過ごしやすい。

さて、平日は建築の業務、週末は建築の業務とパンを焼いている私。
建築屋のブログのはずだが、建築のことがネタにならない私のブログ。
建築屋と言う括りではなく、ただ単にやりたいことをやっているおっさんのブログだと思い
読んでほしいと思っている。

宇宙というとてつもない長い時間にいる魂。
その魂が人間の体を借り地球に遊びにきて、楽しいいことも辛いことも体験しにきている。
と、言うことを本で読んだり、宇宙の記憶がある方に聞いたりで、
そうなのだと私は腑に落としている。

そう考えると、思考したことをやるしかない。
よく居るのが、自分は何もせず批判や揚げ足を取ろうとする奴。
私の周りにもそんな奴が居る。
私はそんな人間にはなりたくない。

私が最初、建築を始めたのが、何でだか覚えてはいないが、
やはり、作ったものを施主さんに喜んでもらえるのが一番の快感であり、喜びであり、生き甲斐だ。

ただ単にお金だけ追っても、経済的な満足感はあるが、虚しさが残る。

かといって、安くしてお客さんだけ喜んで、やっている方が疲弊してもいけない。

やはり、お客さんも喜んで、売り手も喜ぶという、良いバランスでないとならないと思う。
このバランスが難しいのである。

建築の場合だが、私は自分なりの見積もり方法を編み出した。
それまでは損ばかりしていて、二十数年間もトラック一台すら買い替えられずにいた。
その見積もり方法になってからは、会社がやっていけるだけの最低限の利益で、
大きく儲かることはないが、損もしなくなった。
良い塩梅の値段をつけることで、自信を持った見積もりを提出できるので、
お客さんは安心感を持ち、信頼関係が生まれ喜んでもらえるのだと思う。

自社にも最低限の利益を残しつつ、お客さんにも良い仕事で、できるだけ低価格に提供できれば、
お互いに良いのではないかと思う。

これまで私は、建築のことや経理のこと、誰にも教えてもらうことなく、
自分で自分のやり方を、あの手この手で修正して、近年、今のスタイルにようやく収まったところだ。
さあ、これから安定路線を走れるようになった頃、
「パン」が頭の右斜め上45度の30センチほど離れたところに降りてきたのである。

最近は、春のオープンに向け、パンの精度を高めるため、週末にパンを焼く日々を過ごしている。
週末限定で注文を受け、少量ではあるが、着々と注文数が伸びている。
私のイチオシは、12000年前から栽培されたとされるEngrain(一粒小麦)だが、
売れ筋はやはりブリオッシュだ。
ブリオッシュは、有機Epeautre(スペルト小麦)とブリオッシュ生誕の地である、ノルマンディー産バター。
地元「大地たまご」さんの平飼い卵の超芳醇仕様だ。
ブリオッシュはフランス修行時代は毎日作っていて、フランスのブリオッシュと変わらない味が出せている。
先日来日したサロメ曰く、私の作るブリオッシュの方が美味しいと言う。



それと並行し、ビーガンブリオッシュも開発した。
これは、乳製品が難しい人向けにブリオッシュが食べれるようにと開発したが、
本場のブリオッシュを凌ぐほどの出来栄えになった。
新食感でとにかく美味しい。手前味噌ながら本当に美味しい。
ブリオッシュ、ビーガンブリオッシュともに、私の自信作なので是非是非食べて頂き喜んで頂きたい。

今日は、何が言いたいかというと、
私は、建築、パン業種は関係なく、人に喜んで頂けることが私の生き甲斐なのだ。
そう、喜ばれる存在になりたいのだ。

多くの皆さんが喜んでくれたら、私も利益が出るので、
お互いに喜ぶことで、良い商売ということになり、円満に収まる。

さて、今日も建築の図面描き、パン焼き。
慌ただしい一日になりそうだが、忙しくなりすぎて心を亡くさないように心がけ、
今日も今日しかない今日を楽しく暮らしたいものである。







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