パン販売開始(WEB限定)

2025年1月15日。
昨日の夜、頭の右上から突然降りてきたので発表する。
フランスで学んだパンを曜日限定で販売を開始する。
2023年9月。ある日突然、頭の右ななめ45度の30センチほど離れたところに、パンというワードが降りてきた。
これまで、私はパンは好きだったが、パンを焼いたこともないし、焼こうとも思わなかったが、
突然降りてきたので、宇宙からの贈り物だと思い、素直な私はすぐに行動を起こした。
それ以降、先輩パン屋さんに教わったり、東京へ研修に行ったりを重ね、
2024年初旬に、パンを販売開始し、数ヶ月販売した。
販売はしたものの、正解が分からず、闇の中にいた。
パンを学ぶならフランスだと思い、
その後、2024年7月にパンの本場であるフランスに渡り短期間だがみっちりと修行をした。
修行先はフランス南部の田舎町のパン屋さんだが、
全て、古代小麦でパンを焼いていた。
扱う古代小麦は15種類を超え、日本では絶対入荷しないような古代小麦もあり、
おそらく、あれだけの古代小麦を扱うパン屋さんは世界でも類を見ないパン屋さんだと、フランスに行ってから気づいた。
フランスに到着しそのパン屋さんのパンを食べたが、衝撃的に美味かったのを今でも覚えている。
これまで、自分たちが作っていたパンはなんだったのだろう?と思い、
フランスのパン屋さんに近いパンが焼けるようになるまでは販売はしないと誓った。
そんな、パン屋さんでは、素人同然の私を快く受け入れて頂き、私は休む日もなく研修に励んだ。
真面目な私の働きを見てか、その結果、パン職人の責任者であるステファンには、
先輩がフランスのボルドーで店をオープンするので、
パン職人の責任者としていかないか?とまで言われ、私の勤勉さを認めて頂いた。
その後、研修を終え、帰国後すぐには建築の仕事があり覚えたパンは焼けなかったが、
ある時期から、本腰を入れ試し焼を始めた。
フランスで修行をし、粉の配合や発酵を学んだものの、やはり、日本の湿度の多さと寒い時期もあり、
フランス同様のパンが焼けなかったが、水分量と発酵時間などを変え、試し焼を繰り返した。
試行錯誤を繰り返した結果、最近、ようやく、販売できるクオリティに達してきた。
2025年から建築の大きな仕事を受けていたので、当分の間、パンはお休みを決め込んでいたが、
昨日の夜、販売することが頭の右上から降りてきたので、販売したいと考え今日ブログで発表した。
ただ、春まではガッツリと現場に入り建築工事に専念すると決めていたので、
建築工事に差し支えない範囲で、金曜日に種を仕込み、土曜日にパン生地を仕込み、日曜に焼く。
というスタイルで数ヶ月の間、注文を受けることを考えたのでここで発表させて頂く。
あまり、注文が多すぎても困るので、SNSでは一切発表はしない。
一応、このブログは一日に数十人の一定数の方が見られているので、
販売の発表はブログ限定で発表させて頂くことにする。
気になる販売するパンだが、
Engrain(ヒトツブコムギ)1350円
Seigle(ライ麦)950円
Epeautre(スペルト小麦)1050円
ブリオッシュ超芳醇リッチ仕様 2300円
ビーガンブリオッシュ 2100円
フォカッチャ(6切り1カット分)350円
のラインナップだ。
注文方法は、トロワパンの公式ラインに登録頂き、そこから注文頂きたい。
トロワぱん公式ライン
注文は一週間ごとに注文を受け、もちろん配送も受け付ける。
しかし、私のキャパが超えたら注文を締め切らせて頂く。
注文の締め切りは毎週水曜日に定めることとする。
では、これにて、トロワぱんのフランス修行後の再スタートとさせて頂く。
フランスの味を感じたい方はご注文頂きたい。