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トロワプロジェクト株式会社

個人事業の小川建築からトロワプロジェクト株式会社に法人成りし早やくも半年が経ちました。
最初のうち、未経験の事で不安もありましたが、今となっては、会社名の由来のトロワ、三方よしになるような行動あるのみだと思っています。

さて、梅雨入りしたものの、雨もあまり降らず、昨日6/9は今年の最高気温になってようです。
あれやこれやと忙しい日々ですが、これまで、休憩していたこのブログもチョコチョコとアップロードしていこうと思います。

さて、法人成りして半年が経ちましたが、従業員が2人になりました。
一人は大阪から、奥さんと1歳と3歳のお子さんの家族4人そろって移住してくれた、30歳の西川君。彼は、刃物を切らす技術も墨付けも刻みも以前の工務店で経験済みなので、今、取り掛かっている、「うだつの上がる家」の棟梁も任せています。
頭の切れる彼なので、将来がとても楽しみな大工さんです。

あと一人は、愛媛から移住してくれた石井さん、23歳の女子で、彼女は弟子です。
以前は、美容師をしていて、スタイリストの称号もあるようですが、大工さんの夢をあきらめきれず一念発起し、トロワの門を叩きました。
まだまだ入社して2カ月足らず、ぎこちない部分もありますが、日々、研ぎ物をし、作業中は怒られながらも、少しづつ成長を見せています。

7月には和歌山から3人目移住者が従業員が加わる予定で、トロワプロジェクト株式会社は、方々と各地域から伝統構法や製材、薪ストーブや薪の事業に携わりたい若者が集まっています。

これは、法人にする前から願っていたことで、ここ宍粟市は過疎に悩む町です。
私が、伝統構法以外に製材や薪の事業をすることで、雇用を作ることで移住者を呼び込み、衣食住エネルギーを出来るだけ自分たちで自給しながら、地域社会に貢献することをおもっていたからで、この想いにぴったりとハマった形になっています。
会社として、一番大事な人材がそろいつつあるので、トロワプロジェクト株式会社はガンガン前に進み、理想的な田舎を作っていきます。

登り梁加工中



さて、1月から17m×50mもある大きな工場を借りることになり、大工さんの刻みと製材と薪の拠点を工場に移しました。
その工場では、西川君による刻みが3月から行われていて、現在は梁の加工中です。登り梁なので難易度の高い加工です。

自家製材された杉と桧

刻みと並行し、工場では製材も行われていて、材料づくりをしています。
丸太を製材し構造材をとり、その辺材で造作材や下地材を作り、さらにその辺材の材にならないところは薪になります。
ウッドショックで材木不足が叫ばれる昨今、丸太が簡単に手に入る地域で、製材機を設備出来て、材を自給できる体制を整えてるのは強みであり、不安は何一つありません。

規則正しく積まれた辺材


このように、トロワプロジェクト株式会社は建築の理想を追い求め、最適化し、楽しみながら和気あいあいと進んでいきます。
これにて、ブログを再スタート致します。
              トロワプロジェクト株式会社 小川

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