木ずり 2023/7/27
朝4時に起き、毎日ブログを書き、
日々思う事を文字に変換しアウトプットする。
発信と言いながらも、自分の思いの整理でもある。
ただ、自分でもも、毎日毎日よくやってるなって思う。
私の場合、白か黒かの性格なので、
やると言ったらやるし、
やらないと言ったらやらない。
ハッキリしている。
毎日の事なので、そう簡単ではないし、
毎日ブログを書く時間を積み上げたら結構な時間になる。
いつかは執筆して本を出そうと思ってるので、
思ってることを文字に起こす作業も、
その練習にもなるので良いかと思っている。
さて、昨日は県外の国内屈指の超でかい市場から仕入れた材木が入荷した。
私が借りている倉庫は17m×50mもあり、とても広い。
普通に考えると、10トントラックが入る倉庫を借りれてることなんて、
有難い話だ。
しかし、広いのだが入り口の間口は狭くおまけに高低差がある。
ここに10トンの大型トラックが入ってくるのだが、
いつも運転手は難儀しながらトラックを入れている。
昨日の運転手さんは、いつもの方と一味違い、
切り返しなしで一発で入れた。
これぞプロと思った。
私には絶対にできない芸当だ。
さて、昨日入荷した材木の中に、木ずりがある。
私たちは、柱に貫を通して、竹小舞を掻き、土壁をつけるのだが、
既存の壁であったり、方引き戸の戸袋などは、小舞を掻いて土をつけれない場合がある。
その壁には木ずりを打って土壁をつける段取りである。
世間一般的に言えば、石膏ボードを貼り仕上げてしまう壁だ。
私の場合、最悪の建材である石膏ボードは絶対に絶対に使わないと心に決めている。
なぜなら、購入しビニールクロスを貼れば、それなりに安価では済むのだが、
使い終えた時、高額な産廃費用が発生する。もちろんだが室内環境も悪い。
高額ということは、すなわち、捨てるのに簡単ではないということだ。
処分場には大きく分けて、比較的簡易な「安定型」と汚水の漏えい対策がされた「管理型」
あと、全国で2万以上ある最終処分場の中で二十数ヶ所しかない「遮断型」があり、
石膏ボードの処分は「安定型」でややこしい部類のゴミなのである。
しかも、石膏ボードは、外に濡らしたまま放置すれば硫化水素が発生する恐ろしい建材なのだ。
そんな恐ろしい建材を、日本の家の90%以上、いや99%くらいの家で使われているので、驚きではないだろうか?
私からしたら考えられないし、家を購入と同時に産業廃棄物まで購入してるのと同じなのだ。
なので私は、そんな恐ろしく環境に悪い建材を絶対に使わないので、
使うのは自然に還る素材ということで木ずりを使っている。
さて、今回入荷した木ずりはこれだ。
とても上質な木ずりだ。
木ずりと言えば、やはり柾目。
杢目だと木が暴れて壁を割ってしまう可能性があり、
狂いの少ない柾目を使うのが鉄則だ。
しかし、節もほとんどなく惚れ惚れするような木ずりだ。
親切な材料屋さんと繋がれて感謝している。
さて、今日は古民家改修の材料作りの一日。
暑くなりそうだが、今日も一日楽しく暮らそう。
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