1. HOME
  2. ブログ
  3. 伐採 2022/12/29

伐採 2022/12/29

昨夜は離れて住む五人の子供たちと、久しぶりに会い食事へ行った。
兄弟の構成は一番上がお姉ちゃんで、20歳で神戸の大学へ通っている。
あとの四人は全員男で、17歳、15歳、12歳、10歳と並ぶ。
親バカかもしれないが、皆、素直で良い子に育っている。
一人一人それぞれ個性があって可愛い。
たっぷりと愛情を込めて育ててくれた事と、離婚しても皆に会わせてくれる元嫁さんにはとても感謝している。
お姉ちゃんは神戸に住んでるし、高校生のお兄ちゃんはバイトやら、
中学生の子は部活やらでなかなか全員のスケジュールを合わすのが難しいが、忙しい最中予定を入れ込んだ。
やはり、皆揃うと賑やかで笑いが絶えない。
今後この子達がどんな大人になっていくのかわからないが、少し離れたところから見守っていこう。

さて、昨日から伐採DAY。伐るのは桧で、来年の工事の車庫の梁になる木を二日にかけて伐り出す予定。

数年前までは、木は材木屋さんで買うものと思っていたが、数年前から製材機を導入したことで、
丸太を買うようになり、2年前には自社で伐り出した丸太で構造材を取り、古民家の改修で使い、
初めて自社で完結させた。
そう考えると今回が二回目の自立型建築。
自立型建築を例えるなら、寿司屋の大将が漁船で太平洋に乗り出し、
マグロを釣り上げ寿司を作るようなものだ。

高度成長期以降、仕事の分業化が進み専門職になり、その分野に入らないと他の仕事が見えない。
今後は人口も仕事も減りこれまでの仕事の仕方は変わって行き、
誰でも出来るそれしか知らない専門職は淘汰の対象になるだろう。
そうなると、何でもこなせる万能工になる必要がある。すなわち百姓だ。
最近は薪を配達したり、薪ボイラーの設置をしたり、薪ストーブを据えたり、木を伐ったりと、
大工とはかけ離れた仕事をしているが、思った方向に進んでいて、
俯瞰して見ると、全てがより良い住環境を作ることに繋がっている。
全てのやっている行動に無駄はない。

さて、今日も木を伐り集材し今年の仕事を終えよう。

では、今日も楽しい一日にしよう。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事