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ウッドデッキ 2022/10/17

最近はウッドデッキの工事をしている。
ウッドデッキと言っても結構な大物で、なかなか手間がかかっている。

ウッドデッキで使用する材木といえば、
一般的にいえば南洋材で硬い木を使うがかなり高額で手が出ない。
ずっと雨に晒されるので、水に強い材を使いたい。
安価で水に強い材料・・・
そこで何を使うのかというと、杉だ。

杉自体が水に強いわけでなく、白太の部分はすぐに腐るので使えない。
そこで、赤みの部分だけを使う。
杉の赤身は桧よりも水に強い。

杉の赤身材

この材は去年丸太を購入し自社で製材した材で、一夏を越して乾燥させた。
木は切りたての状態では、含水率が高くて使えない。
最低でも夏を越して乾燥させ、含水率が20%をきるくらいが理想的だ。


現代はスピードの時代。一般の材木屋はこの乾燥期間を待ってられないので人工乾燥もてはやされる。
高温乾燥材などはもってのほかで、高温で乾燥させるので細胞が死んでいる。すなわち木も死んでいる。
なので人工乾燥材は絶対に使えない。

さて、先日の土曜日は現場にてデッキの下地の組み立てが完了した。

塗装された大引き
縁を廻る工事
デッキ下地完成

ジョイント部分も追っ掛け大栓継ぎで納めた。
無事に下地工事は完成し、次はデッキ材を張る工事だ。

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