販路 2023/1/12
長尺材の桧。どれくらい長いのかがわかるようにトラックに乗せてみた。
トラックの倍くらいの長さがある。
年末に切り倒した桧。
向こうに見えるのは9mの一番玉。
手前が二番玉。
20mくらいの木で、よく取れたとして三番玉まで取れる。
今回切り倒した桧は4本で、これだけの丸太が集材できた。
長尺9m一番玉3本、6m一番玉1本。
あとは二番三番の6本だ。
一番玉4本は梁に使う、これが欲しかった材。
後の二番三番はオマケみたいな物。
おまけと言っても薪にするのは惜しいので、
昨日はおまけの桧の製材をした。
おまけなので、良い木ではない。
木には背と腹がある。
谷側が背。
山川が腹だ。
先ずは、背と腹を横に向け、両サイドを製材する。
今回取るのは、柱材と横架材を狙う。
4寸×7寸のまずまずのものが取れた。
見て頂いたらわかるように、少し曲がりがある。
できるだけ大きく取れるだけとったので、ヌタはあるがまずまずのものが取れた。
例えば、これを市場に持っていけば、曲がりがあるのでC材だ。
もちろんC材といえば最低ランク。
しかし、自社に製材機があることで、角ものの材料にするだけで価値が生まれる。
市場にいけばチップ材。
こちらに来れば建築材。
その差は大きい。
私たちには販路があるので価値を見出すことができる。
販路といえば、製材で出た背板の材料にならない部分の半月部分。
これも販路はあり、貴重なエネルギーだ。
半月部分、これを、ある一定長さに切って、パレットに詰め込んで乾燥させる。
製材や薪の販売を始て数年が過ぎたが、それぞれにお客さんがついている。
キャンプ薪を買う人。割りたての薪を買う人。一年薪を買う人。二年薪しか買わない人。それぞれだ。
それ以外でも、この製材薪しか買わないお客さんも居られて、これも大事な商品なわけだ。
ここ数年かけて建築材・薪それぞれに販路を見出した。
作れば作るほど売れるのだが、悲しいかな人手が足りない。
人員募集しているので、我こそはという方はエントリー頂きたい。
さて、今日は大物、長尺材の9m材の製材、楽しみだ。
今日も楽しんでいこう。
have a nice day
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