今後　2023/6/12

大工として独立してからというもの、ある一時を除き、年がら年中忙しい日々を送っている。

その一時というのは、大工として石膏ボードや合板は一切使わず、石場建ての家しかしないと決めた時。
根本的な方針を変えたその時は、明日の仕事すらない日が続く期間があった。
ただ、その時に日銭欲しさに、今風の大工の手伝いやらに行ってたら、今の自分はなかっただろう。

現在は、私の趣旨に賛同して頂ける方のお仕事を頂きながら日々忙しく過ごしている。
今のところ、新築工事はなく、古民家の改修や普通の民家の改修が重なり、
今年の工事は溢れ出るほど満杯状態で今年度中の仕事はお断りをしている。

建築だけでも忙しいいのだが、建築以外にも、農業・薪ストーブ・薪ボイラーの仕事が並行して動いている。

『農業』
はというと、今年から工作放棄の田んぼを借り入れ、
4.5反の田んぼが倍増し9反になった。そのうち、
6反5畝は米作り。あとの1反は大豆。あと残りは大麦を作る予定。
6反5畝の田んぼは田植えも終わりひと段落した。
あとは7月の初めに大豆を播種する予定。
大豆はワークショップ形式で、参加者を募り、播種→摘心→草取り→味噌づくりの順に進めていく。
現在、４〜5人ほどの参加予定があり、あと数人でしたら参加可能なので気になる方はお問い合わせ頂きたい。

あと、11月頃には大麦の播種予定だ。
大麦のことをここで触れるのは初めてだが、
簡単に述べると、大麦はスーパーフードだ。
とある有難い出会いがあり、その方に大麦の存在を教えて頂き、聞くなり今年栽培すると心に誓った。
大麦のことについては、後日ブログに書きたいと思う。

『薪ストーブ』
は、これまで続けてきたストーブメーカーの販売店は一旦退き、
現在は、ある所で国産ストーブを開発している。
まだまだ、詳細は言えないが、追って発信していくが、
日本には無いであろう薪ストーブが出来上がる予定だ。

『薪ボイラー』
今年の一番大きな出来事は、なんと言っても薪ボイラーだ。
今年の私はこれに賭けていると言っても過言ではなく、
3月にわざわざヨーロッパに行き、ボイラー製造会社を見つけてきた。
現在、製造元と交渉中で、商品を決め契約直前だ。
できるだけ低価格で、日本に合ったボイラーの使い方を提案していく予定で、
日本にセントラルヒーティングを広く普及し温かく幸せな家庭を増やしたいと考えている。

さて、いろいろとやることは山積みだが、
今日は大工の作業で一日を過ごす予定。
では今日も楽しくいこう。