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久々のブログ 2023/6/8

今の日本の現状はどうなんだろう。

3月に、とある用事でフランスに行った。
街並みは統一され、パリ以外の田舎の街に行っても街並みは綺麗だ。
規制があるのか、看板すらない。
やはり、自国の誇りだろうか、美意識だろうか、文化を大事にしてるように思える。
最近では英語を話す人が多くなったようだが、
やはり歴史のあるフランスは、プライドがあり英語さえもあまり話さなかったようだ。

その点、日本は?と考えると、
どの街に行っても、ローソンはあるしイオンはある。
家の建て方ですら、全国共通になり地域性はなくなりつつある。

例えば、山梨のある地域に行くと、平入りの軒の深い屋根の古民家がある。
福井に行くと切妻の妻側には天秤梁(小屋梁)の切妻が美しい風景が広がる。

日本の建築といえば屋根の文化だ。
雨の多い日本は、軒が短ければ壁に雨が当たり建物は傷む。
それを避けるために、軒を長く出す。
それを、地域の風土に合わせた屋根が各地に存在する。

しかし、今の住宅はどうなんだろうか。
家も地域の景観を作る大きな要素だ。
今の住宅の主流は、軒ゼロ住宅で、屋根はカラーベスト、壁はサイディング。
私から言わせれば、ただのローコスト住宅で建てた時点でゴミ同然。
メーカーが家のコストを抑える戦略だ。

フランスでは軒ゼロ住宅が多かったが、
その地域は雨が少ないのだろう。
確かに軒がなければ洋風建築にはスッキリ感はあるのだと思うが。
雨風の多い過酷な日本では訳が違う。
今や、日本中が自己中心的な建築が立ち並ぶ。
建築一つとっても、今の日本は我利我利であって、
人のこと周りの事を考えない風潮が多くなってきた。
なので、街並みも統一感がない。

さて、日本もそろそろ限界のように感じる。
人々は二極化し、合わない人はそばにいる人でも全然出会わない。
遠くに住んでいても合う人とは繋がる。

今は、二極化の最初の位置。
コロナ以降、それが顕著に現れ丸見えになった。
しかし、まだまだ気がつかない人の方が圧倒的に多い。
しかしそれは仕方ない、既存の教育システムでは気がつかない人間を作っているのだから。

さて、今日は久々にブログを再開した。

仕事が忙しすぎて毎日のようにアップロードできないかもだが、
また、日々感じたことを書いていきたいと思う。


では、今日も楽しくいこう。

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