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変な奴 2022/11/10

私はたまに人から変わってると言われる。
確かに人とは違うことをやってるので変わってるかもしれない。
私自身超まじめで、嘘がつけなくて、妥協をしたくない性格で、
自分に素直に行動してたらこのようになってしまった。
私が思うに、自分が思うままに行動する人を一般的に変わってると言う風潮があるように思う。

さて、どうなんだろうか?
個性的な人を変わってる。
まわりと同調する人は変わってなくて普通。
変じゃないか?

どうしてこのような風潮になったのか?
おそらくそれは、戦後から現在まで続く日本の学校教育の賜物だと思う。

では、それまでの教育とはどのようなものだったのだろうか。
江戸時代の識字率はとても高く、7割〜9割だったようで、
しかも、今の文字とは違って草書体などで書かれていたので、
断然に今とは難易度が高かった。
ちなみに、300年前のイギリスで10%〜25%、
フランスの識字率は40%、だったようだ。
これを考えると、日本の識字率の高さは圧倒的に高い。

では、なぜ識字率が高かったのか?
江戸時代の日本は、藩校・私塾・寺子屋があり、
藩校は武士の教育。私塾は高度な教育。
寺子屋は庶民に対して行っていて、特に読み書き算盤を徹底していたという。
この寺子屋が都市部から地方まで網の目のように広がり、最盛期は全国に16560軒もあったようだ。
そして、人々も今ほどセカセカしていないので、
親や周りの大人が子供に関わりながら、寺子屋に通うことで良い子供の教育がなされていた。

しかし、今の学校教育はどうだろうか?
一緒の制服を着せ、
テストで良い点数を取るための勉強、
良い高校に入るための勉強、
良い大学に入るための勉強、
そして、個性を押し潰し、金太郎飴のように、
個性のない同じ顔や同じ心を持たせるように教育している。
少し、個性的な奴は、発達障害などと病名をつけて潰してしまう。

結局のところ、文句を言わない大人に育てて、
搾取するのが目的だと思う。

超管理社会に向かおうとする現代。

私はその方向には進みたくはない。
自分の個性を活かしながら、
これからももっともっととことん変な奴になろうと思う。

さてさて、こんな事を書きながらも、日々現場に出たり、事務的な仕事をしたり、
とても忙しくしている。
昨日は、久々に、養父市の改修工事に向かった。
今の木工事は、外壁の工事で杉板を張っている。
これは、カナダの自然塗料でウッドロングエコを塗った外壁。

最高に良い天気の中、気持ちよく作業を進める。
やはり、現場の工事は楽しい。

開口部や腕木などのややこしい部分は張り終えた。
基本、西川大工が現場を進めてくれてるので、
私は、西川大工のサポートで時間を見つけては現場に入るスタイル。
現在、動いてる現場が数軒、薪のこともあるのでなかなか現場に行けないが、
隙間を見つけて大工仕事を楽しみながらやりたい。

さて、今日も、別の古民家の改修工事に向かう。
では、have a nice day





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