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竜山石 2022/1/14

毎朝のブログを始めて、欠かす日もなく二ヶ月が過ぎた。
我ながらよく続いているなと思う。
少ない文章だが、毎日のブログとなれば結構大変だ。
しかし、朝起き、情報の発信、日々考えてることのアウトプット
のことを考えればとても良いことなので、
読んでくれる人が減ろうが増えようが今後も独り言を呟いてゆこうと思っている。

さて、告知。まだ先だが、
3月29日(火)西播磨倫理法人会での講和が決まった。
大勢の前で話すのは苦手だが、経験を積み重ね、慣れることで、
伝統構法の事や今後の世の中がどうあるべきなのかを皆さんに、
どんどん周知していきたいと考えている。
とても楽しみだ。

さて、アーティストの改修工事。
現場は建物の解体工事が終わり、
庭石の撤去作業が始まった。

広くなった庭には庭石がゴロゴロしている
絶妙なバランスで佇む手水鉢

撤去作業は地元の石屋さんの松下石材店さん。

どのように搬出されるのかが気になっていたが、
キリで穴を開け、楔を打ち込み、石を細かく割ってから搬出されていた。

楔セット

石でも種類がいろいろあるが、この現場の石のほとんどが竜山石だ。
竜山石が使われている有名どころでは、姫路城や国会議事堂だ。
その他全国的にも多く使われている石だ。
松下石材店さんは竜山石を明治から採掘されている、老舗の石屋さん。

https://www.tatsuyamaishi.com/tatsuyama-ishi/

竜山石は均質で粘りがあり細かい加工が可能で、
石の色も青・黄・赤の3色があり、その中でも赤がとても希少らしい。
なぜなら、赤の石は山の表面でしか取れない。
太陽の陽を浴びたり、気温の加減で数えきれないくらいの時間をかけて変色したそうだ。

石好きのアーティストのご先祖さんが、希少な赤の竜山石を多く庭石にされていた。

赤の竜山石

この石もアーティストの山口さんが、ひと手間を加え、何かの素材に使われるようだ。
今日も石の撤去作業は続く。




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