自立へ向かう 2023/7/8
やはり梅雨。
全く安定しない天候で予定が組みにくい。
田んぼの大豆はスクスクと育ち、葉が6枚〜8枚の摘心時期が近づいてきた。
ワークショップ的に開催している、大豆作りも参加者さんの都合が合わない。
播種から味噌作りまで、材料費はいるもののほぼ無料で参加できるワークショップ。
なかなか良い企画だと思ったのだが、
大豆は今年が初めてで、生育時期の段取りが掴みにくく、予定が立てずらい。
今年はそろそろ頓挫しそうだ。
今年のワークショップは諦めムードで、
とにかく今年は来年へ持ち越せるデータを作ろうと思う。
さて、平和に見せかけられている現代日本。
まるでマトリックスの世界。
じわじわと気がつかないうちに、生きていくために必要なものに依存させられ、
お金がないと生きていけないように仕向けられ、出来上がった現代。
そして、電気代、ガス代、税金、来年始まるインボイスと、
搾取に拍車がかかる。
どんどん稼がないと生きていけない。
お金自体が生きていく指標になり。お金が全てになっている。
そのお金のために、
かけがえのない人生の貴重な有限な時間と交換しながら生きている。
お金に心を奪われ、人の心を失い、
自分さえ良ければ他人なんてどうでも良いと言うような「我利我利」の人間が出来上がる。
まさに、今の日本だ。
そろそろ日本も終わりかけてるように感じる。
では、良くするために、今何ができるのだろうか?
やはり生産するしかない。
食とエネルギーの時給だ。
ここ6年前くらいから薪を作り出し、製造販売のノウハウは覚えた。
ほぼ同時期にはじめた米作りもノウハウも覚えたので、
需要の少ない米作りはもうそろそろ年々減らしていき、
大豆と大麦に切り替えていく。
その一発目が、今回のワークショップだったが、
私は私でこのまま進み続ける。
さて、現在進む輸入の相手国はバカンスがある国。
輸出専門の私の担当者はマラデンさん。
その国の南部は暖かい気候で、ヨーロッパのお金持ちが集まる地域だ。
かなりの人気がある為、物価は上昇している。
彼はその地域に小屋を持っており、連休の時にはそこに向かうらしい。
今日8日〜7月31日までバカンスらしく、その小屋で休暇を楽しむようだ。
日本とは違い、仕事と休みの関係の価値観が違うような気がする。
メールのやり取りをしていても、その国はとても休みが多く、
日曜日は閉店している店は多かった。
人生の中で、時間とお金は密接に関係している。
働いて給料を頂き、ゆったりとした時間が取れるならバカンスもできるだろうが、
今の日本ではあり得ない。やはり、いろいろな部分に吸い取られている。
いわば、日本人は奴隷だ。
しかも、タチが悪いことに自分達が奴隷だと気がついていない。
仮想現実。つまりマトリックスの世界。
それから抜け出すには?
というと、やはり先ほどの話に戻り、
自立するしかない。
では、どこで?となれば、やはり、田舎。
都会は消費。田舎は生産。
私は、山や田んぼがあるこの素晴らしい宍粟市で、
食やエネルギーをできるだけ自給しながら、楽しみながら暮らしていく。
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