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つけものびと 仁さん 2023/7/15

梅雨は明けたのかと思いきや、まだ、ぐずぐずした天気が続く。
スカッとした天候が続かないと、田んぼが全く乾かないので困ったもんだ。

さて、行ってきました。
仁さんの漬物ワークショップ。

結論から言えば、行って良かった。
本当に行って良かった。

なぜなら、仁さんは、ただ単に美味しいお漬物を作っているだけではなく、
お漬物を通して世直しをしているからだ。

先ず、ワークショップの冒頭、仁さんのお漬物を頂きながら、
結構な時間、仁さんのお話があった。
これまで、漬物作りに至った経緯とその時の気持ちをお話しされた。

私は、今回の会はこのお話しだけで十分名満足感を得られた。
それは、新たな気づきを与えて頂けたから。

その気づきとは、「乳酸菌」だ。
もちろん乳酸菌の事は知っていた。
毎日、ヨーグルトも少しだが口にしている。

今回作ったのは、しば漬けだ。
きゅうりと一緒に野草を入れるのだが、
どの植物でも表面には乳酸菌が付いているらしく、
それが発酵して乳酸を多く含むしば漬けになるようだ。

これが本当のお漬物らしいのだが、
やはり、伝統構法や塩や飛行機、竈門や囲炉裏と同じく、
戦後にGHQにより消されたようだ。

なぜなら、本当のお漬物を食べると日本人が健康になってしまうから。

近年フォーカスされているのは、発酵といえば味噌とか醤油だが、
漬物はフォーカスされないでいる。
これは意図されているのだろうと仁さんは言う。

味噌は発酵はしているが乳酸菌はほとんど存在しないらしく、
味噌汁だけを日々飲んでいても腸内環境は整わない。
本当に整えようと思えば、
味噌汁と醤油と「つけもの」の「乳酸菌」を一緒に摂る事だそうだ。
そうすると調和が生まれ、腸内環境は整うのだそうだ。
腸内環境が整えば、心身ともに健全な体を得られる。
もちろん、ストレスの多い現代病のうつ病などはあり得ないだろう。

仁さんとは作っているものが違えど、
腸内環境を整え、より良い日本人を作ろうと考えていることは、
私と方向性が同じで、私は勝手に、仁さんとは生涯の友達になれそうな気がした。

また、機会があれば仁さんを招いて、ワークショップをしよう。
私の乳酸菌にフォーカスする日は昨日から始まった。
ありがとう仁さん。



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