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セントラルヒーティング 2023/7/22

朝一から蝉の音が余計に暑く感じ、真夏になったと実感する。

またまたユーロが跳ね上がりを見せている。
ただいまの値段は157.68円。
跳ね上がりの前の滑り込みセーフ的にヨーロッパの取引先に送金を済ませた。

4月からヨーロッパの取引先と数百回とメールを重ね、ようやくひと段落だ。
正直言って、こんなに長引くとは思わなかったが、
誰もが通る道ではなく、自分の力で、本来ならできそうもない事ができたのだから、
喜びはひとしおだ。

あとは、無事に入港を待つのみだが、船便なので2ヶ月間の時間を要する。
気長に待とう。

さて、私の会社は、伝統構法建築を主に、薪ボイラーの事業、薪ストーブ工事を農業を行っている。
建築工事は、年内はもう一杯で、来年度の工事も決まりかけていて、
建築工事は放っておいても受注ができるようになってきた。

建築の目指すところは、施主を無視した大工の腕自慢一辺倒の建築ではなく、
「住まい手に健康的で幸せで安心できる住まいを提供する」
ということを目的にしていて、
それを具体的に噛み砕いていけば、石膏ボードや合板を排除し、
杉材を多く使い、土壁を発酵させたりと、良い室内環境づくりの家に行き着く。

住み心地で言えば、
やはり、去年気づきを頂いた、「セントラルヒーティング」だ。
これは体感して衝撃的だった。

薪ストーブの熱源だけではどうしても、その他の部屋が暖まらない。
日本といえば小さく暖を取る文化で、
家全体を暖めるのは勿体無いように感じてしまうかもしれないが、
お風呂を沸かす時の熱源のあまりの熱をバッファタンクに蓄えて、
温水を家中に回すので、薪ストーブで一部屋だけを暖める事を考えると無駄が少ない。
回す時の動力も小さなポンプをつけるだけなので、電気代もそんなにはかからない。

例え、電源を失っても、小さな太陽光パネルを使い蓄電池に貯めて使えば問題はクリアできる。

ただ、薪ボイラーを使うことでデメリットもあるのは確かで、何かというと、
ボイラーは外部では熱が冷めてしまうので、室内に取り込むことが重要なのだ。
その他の給湯器と取り替えの場合、ボイラー庫内に設置しないといけないので、
ボイラー庫の建築に費用を必要としてしまうからだ。

しかし、例えばボイラー庫内で、洗濯物の乾燥室を作ってしまえば、
冬場の乾きにくい洗濯物の問題が解決するので、
完全なデメリットでも無いように思える。

私は、伝統構法建築はもちろんだが、
セントラルヒーティングも日本に広めたいと思っている。
どちらも私が体感して良いものだと思っているので、今後全力で推し進めたい。

現在、密かにだが、北海道に営業を行っている。
なぜなら、今年、北海道に行って分かったのだが、
一日中灯油ストーブが付けっぱなしなので、
薪ボイラーに変えるだけで、少ないエネルギーで家中を暖かくできる。

北海道に限らず、冬はどの地域でも寒く、
日本全国にセントラルヒーティングが広めたいので、
ご興味のあるかたは問い合わせ頂きたい。

では、今日も楽しくいこう。









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