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木を扱う 2021/11/13

改修工事の塗装をしている。弊社で使う塗料は自然由来の物しか使わない。
どこで線引きするかというと、使い終えたあと燃やせるか?燃やせないか?だ。
使い終えた木は薪ストーブの燃料か、薪ボイラーの燃料にするのがベスト。
これまで使った塗料は、弁柄や墨の塗料に、桐油やミツロウワックスなどで仕上げる方法をとってきた。
今回使う塗料は、ロハスオイルといわれるもの。

塗膜を張る塗料は材木の呼吸を妨げるし、化学物質を含んでいれば燃やせない。
材木を上手く利用するのは、製造エネルギーと廃棄エネルギーを考えながら使い事が肝要である。
なので、ウチが使う建材は、ボンドで固められた建材、塗装された建材、塩ビシートが張られた建材は死んでも使わない事にしている。

杉の赤身板に塗装したが、杉独特の柔らかい感じが表現できる塗料で、ムラもなく上手く仕上がった。
これを後日壁に張っていく。

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