1. HOME
  2. ブログ
  3. 世の中が良くなるように 2021/12/9

世の中が良くなるように 2021/12/9

トロワプロジェクト株式会社のトロワとは、フランス語の3の意味で、
近江商人の三方よしから名付けている。
三方よしとは、売り手よし買い手よし世間よしだ。
すなわち、売買を通して売り手と買い手がお互いに心底満足し、
また、地球環境や地域の役に立てるようにと私は考えている。
私のイメージでは薄暗く先が見えない、我利我利の悪い世の中に拍車がかかっているように感じる。

我利我利で拝金主義的な世の中に傾いたのは明治時代からだ。
それまでの江戸時代は270年も続いた。現代のねじ曲げられた教育の賜物で江戸時代は悪で、
明治維新が美化されている。
私の江戸時代のイメージは、士農工商が一例で、百姓が武士に奴隷のように扱われたイメージが強かった。
果たして本当にそうなのだろうか?
江戸時代は高度な文明を誇り、江戸は下水システムまであり、その当時世界有数の都市だったそうだ。
識字率は90%以上あり、今の文字よりも難しい、草書や行書の字で90%以上とは驚きだ。
270年戦争のない世の中が続いたのは幸せに暮らしていたのではないだろうか?

それが急激に明治維新で近代化し、西洋の物はすべて良いものとされた。
建築は、日本古来の水平部材で作り上げる曲げを活かした工法を西洋の学者に全面否定され、
現代に続く筋違いに頼った壁の建築が主流になってしまった。

近代化は進んだが、お金がすべての世の中になり、
すべてのものが質が下がり、学校教育も悪くなることで、日本人の質までもが下がり、
我利我利で思考能力の少ないの人間を金太郎飴のように作り出してる現代日本。

さて、ホントにこのままで良いのだろうか?
私が仕事を通して出来る事、それは、地球環境に負荷をかけない素材を使い、
住まい手を住みながら健康に出来る家づくりだと思っている。
そして、その家に住むことで、健康的な生活に目覚めることができるなら、
国家予算の半分に迫る医療費も少しは落とすことができる。
今は、気が付かれている方は少ないが、気が付く方を多く増やして、
住まい手を幸せに導ける家づくりをやり続けることで、
きっと世の中が良くなるだろうと考えている。

写真は昨日頂いた、宍粟市山崎町の酒造メーカー山陽杯のりんごのお酒。RonRon。
りんごで出来ているが甘味はなく、大人の味。
飲みやすいのでいくらでも飲める。
感覚的には、パラダイス酵母のリンゴジュースを極限まで発酵させた感じで、
実はパラダイス酵母なのでは?と思ってしまう。
昨日は、母親と一緒に頂いた。ありがとう。


  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事