1. HOME
  2. ブログ
  3. グルテン 2022/11/28

グルテン 2022/11/28

46歳5日目。

先日頂いた、プレゼントの中に焼き菓子があった。


これは、西川大工の奥さん「にちこ」ちゃんが作ったもので、このお菓子は全て米粉で作られている。

普通は小麦粉で作るのだが、なぜ、米粉なのかというと、小麦粉にはグルテンというタンパク質が入っていて、
これがパンなどの生地をふっくらさせる役割を果たすのと同時に、粉と粉を繋ぐ糊の役割も果たす。
パンにとってはなくてはならない物だが、しかし、このグルテンが厄介者だ。
グルテンは腸内で消化されにくく、体の疲れや冷えを引き起こす原因になるからだ。

しかし、人類は何万年とこの小麦をてべてきた。
ただ、日本人は主食が米なので、腸内環境的には小麦は適してないのかもしれない。

それはさておいたとして、
小麦粉の種類は精製された小麦粉と、小麦をそのまま挽いた全粒粉に分けられる。
腸内のマイクロバイオータの食べ物になる、食物繊維であるMAC。
MACは果物や野菜豆類のも含まれ、もちろん小麦にも含まれる。

小麦は胚乳・ブラン・胚芽から成る。
数千年前から人々は小麦を石臼で挽いていた。
しかし、産業革命以降、大規模に小麦粉を生産されるようになったが、
製粉機から消費者の手に届くまで小麦粉を新鮮に保つのに苦労した。
それを解決するため、製粉業者は脂肪を含む胚芽を取り除けば、
小麦粉の貯蔵期間を無限に延長できることに気がついてしまった。

しかし、彼らが気が付かなかったのは、胚芽を取り除いてしまうと、
体に良い栄養素とMACを含む食物繊維も大量に除去されるということだった。

さらに、製粉業者は、ブランまで取り除くと、
ふわふわで白い小麦粉、胚乳のみから成る最低な材料を作り上げてしまった。

現在のパンといえば、精製されたパンばかりで、
パンやお菓子を扱う人でさえ、このことを知らない方が多い。

工務店が本当に良い家の造り方の知識を持たず、
お金の為に石膏ボードや合板を張りまくるのと構図は似ている。

精製された小麦粉は、全くの栄養素はなく、
栄養どころか、消化不良や便秘、下痢やアレルギー反応を引き起こす可能性もある。

それに気がついた「にちこ」ちゃんは、
少し前から安心して食べれる、お菓子業を始める事になった。
気になる方は、以下からどうぞ。
にちこれペストリーInstagram
https://instagram.com/nichiko.p?igshid=YmMyMTA2M2Y=
にちこれInstagram
https://instagram.com/nichikore_nichiko?igshid=YmMyMTA2M2Y=


まだ、調理場とお店を持たない、にちこちゃんだが、
週に一回、宍粟市山崎町のコワーキングスペース「フランツェティアーデ」
でのシェアカフェで販売を行なっているので、
お店に足を運んでほしい。
フランツェティアーデInstagram
https://instagram.com/coworking.pflanzetiade?igshid=YmMyMTA2M2Y=

では、今日も楽しい一日を。
have a nice day








  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


関連記事