モモ 2022/12/8
昨日は、神河で薪の配達と煙突掃除を済ませ、
打ち合わせで、とある集落へ。
その地は原発・津波の心配はなく、さらに地盤も強い地域なので、
宍粟市同様に安心して住める良い地域で、そして移住者も多い。
そこで暮らすのは、奈良から移住されたT氏。
このT氏が最高に面白い。
話は少しそれるが、ミヒャエル・エンデの名作の
児童ファンタジー小説の「モモ」をご存知だろうか。
この物語は灰色の男たち(悪者)が時間銀行を語り、
言葉巧みに、人々の時間を時間銀行に貯蓄させ、
時間を奪われた大人たちは、無駄な時間を惜しみ倹約し心を失った。
さらに子供たちも楽しいこと、夢中になること夢見ることを忘れ、
時間貯蓄家の顔になっていき、その間違った世の中を、モモが元の世界に戻していくストーリー。
時は金なりのこの現代の構図をぴたりと言い当てているのが素晴らく面白い。
さて、そのミヒャエルエンデの小説のモモからネーミングしたのは、
そのT氏が立ち上げたフリースペース「モモ」だ。
小説のモモは人の話をしっかりと「聞く」という特別な能力があり、
T氏はいつも迷える人の話を聞いて正しい方向に導いてやる活動をしていて、
なるほどな!と思った。
モモの代表のT氏は、元々は教員だ。
四十数歳の時に違和感を覚えていた学校教育に別れを告げ、
これまでの恩返しにと、子育て講座を超低価格で実施されている。
私は、いろいろな方に出会うので、
小さなお子さんをお持ちの素直そうなお父さんお母さんに出会えば、
絶対にT氏に出会うことをお勧めしている。
T氏のお話には人生を変えられるほどの力があると信じているからだ。
そのT氏の実力はというと、過疎化に追いやられたとある地域に
移住者を呼び込ませることで、廃校した小学校を再生されたくらいの凄い方だ。
そんな凄い方に私の実力を見込まれて、仕事を依頼して頂けるとは、
本当にこの上なく嬉しいし、感謝でしかない。
この度の私の工事はお風呂の増築工事。
お風呂は重要だ!とこのブログでも何度もお伝えしている通り、
今回も薪ボイラーの施工をする。
さらにボイラーによる温水利用ももちろん施工予定だ。
体の冷えは万病の元。
薪ストーブ・薪ボイラ−で体を暖めることで、病気を減らせる。
国家予算の半分に迫る医療費も軽減できる。
生活習慣の大部分である、食と住。
その大事な部分が削がれている。
食は添加物にまみれ、
住は化学物質にまみれている。
しかも、それにすら気がついていない方が圧倒的に多い。
私の場合、報道の洗脳から解かれて自由の身になった。
さて、来年は早々から西川大工による墨付けで「フリースペースモモ」の工事から始まる。
No music no life
最近はリブロにハマる。
では、今日も楽しく行こう。
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