人生のテーマ 2023/8/11
今日は3時に目覚めた。
4時に目覚ましを合わせているのだが、
最近は目覚ましが鳴る前に起きることが多い。
きちんとした食事や生活をすると、睡眠時間まで変わると言われているが、
そうなってきたのかもしれない。
さて、人にはそれぞれ方向性がある。
例えば、ヨガをやってその道のことを深掘りして、
その中の精神性や真髄に近付いていく。
やってることはヨガなのだが、その中にも、いろいろな道が無数にあって、
その深い部分のことが実際に呼吸法だとか体の動かし方などの表面上に出てくる。
内面の真髄があってこその、表面上の行動なのだ。
私が携わる建築でもそうで、
私がどうしたいのか、お客さんにどういう生活をして欲しいのか、
どのようにして幸せになって欲しいのか、それを考えての、工法であったり、
材料のチョイスであったりする訳である。
建築の場合、建てたもので、その工務店が何をしたいのかが大体わかる。
作った瞬間からゴミになる家が9割を超え、耐用年数が30年を満たない建築が軒を連ねる。
やはり、その作り手が何をやりたいかというと、ただのビジネスでしかなく、
施主の健康や幸せなど考えるのは論外で、自社や個人の発展しか考えていないのであろう。
例えるなら人生は木と同じだ。
木は根っこと幹と枝と葉に分けられる。
人生においてのテーマが木の幹とするならば、
やっている行動が枝葉だ。
そうしてみるとシンプルで、人生に大きなテーマがある人なら木の幹は太いだろうし、
枝葉もたくさん付くだろう。
特にテーマのない人は木の幹は細く、やっていく行動も少ないので枝葉も少ないだろう。
数年前のある時に気がついたのは、私の場合、木の幹になるのは、
やはり、「世の中が少しでも良くなること」や「自立」が木の幹になるテーマになっている
木の枝葉になる行動といえば、伝統建築や薪ストーブ・薪ボイラーや農業になってくる。
その枝の部分からも派生して、建築の中では、ケミカルな素材を使わないとかゴミを出さないとか、
農業の場合で言えば、大豆や大麦を作ったり、無農薬で栽培したり、
行動する方法が細分化されていく。
つまり何が言いたいかと言えば、人それぞれテーマをや方向性があり現実を作っていく。
そのテーマが大きいものなのか小さいものなのかわからないが、
一人一人がより良い世の中になるように、少しでも木の幹になるテーマに思いを込めれば、
より良い世の中になるのではないかと、早朝からそう思ったのであった。
では、今日も一日楽しく暮らそう。
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