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使命 2024・12・9

天気予報は晴れだが、冬になれば時雨ることが多いので、
天気予報は南部の予報より、北部の予報を見るここ宍粟市だが、
昨日も午後からはずっと雨だった。

さて、生まれて1ヶ月と少しの我が子もすくすくと育ち、
目の視点も合ってきて日々の成長を感じる。
そんな我が子を見ながら思う。
人は何処から来て何処に行くんだろう。
その目はどこを見ているんだろう。

生まれる前の記憶を持つ、弥生さん曰く、

人は、宇宙から来て宇宙に帰るという。
私はそれを信じている。
今、動いているこの体はこの世で存在するためのただの借り物。

宇宙では、とてもとても心が満たされている、
しかしとてもとても退屈だそうだ。
皆は地球に行きたくて順番待ちをしている。

「次、お前行くか〜?」と聞かれる。
「行く行く〜」と答える。

そうして来たのが地球だ。
そしてその借り物の姿で今ここに存在している。

では、なぜ、地球に来たのか?

それは、退屈だった宇宙から地球に来て、「体験」する為だ。
辛いことも楽しいこともすべて体験するため地球に来ている。

そして、宇宙から来るときに人は皆、生まれる場所、生まれる時間、使命を持ち生まれてくる。
しかし、生まれてから、その使命のことを忘れている。

時代の転換期である昨今。
この日本、この時代に生まれたことは大きな意味を持っている。

しかし、皆はそれを忘れ、愚痴・不平不満・泣き言・悪口を繰り返す。

それなら躊躇せず思いっきり行動すべきではないか?

これから個の時代だと言う。
孤独という意味ではなく、
自分の特性を活かすという事だと私は思う。

何もなさそうなどんな人でも、人はそれぞれ大なり小なりの特性を持ち合わせる。
興味があること、夢中になること、それは人それぞれ。

そのことに夢中になれる事があることも特性なのだ。
それこそ、それが忘れていた使命ではないのだろうか?と気がついた。

私の場合、建築が私の使命で転職だと思い込み、その辺の大工には絶対負けないつもりでこれまでを過ごしてきた。

そして、ある日突然、「パン」が頭の右斜め上45°に降りてきた。
それまで、私がパンを焼くなんて想像すらしていなかった。

人には指導霊という、それに特化した霊が付いているという。
その指導霊はいろいろな人を掛け持ちしながら、指導霊をしている。
私には、これまで大工の指導霊が付いていたが、いきなり、パンの指導霊が付いたのかも知れない。

パンの生地は生き物だ。
発酵加減次第でパンの良し悪しは大きく変わる。
その発酵がとても面白く、今は、パンの発酵にハマっている。

発酵。
今の所、建築の発酵土壁に始まり、味噌、しば漬け・糠漬け・奈良漬け、極め付けは醤油。
住む所、食べる物、私は発酵に囲まれて過ごしている。
パンの指導霊というよりも、ある意味、発酵の指導霊が付いているのかも知れない。

私には大きな使命があると思っていて、パンを一生焼くつもりはない。
修行先で覚えたパンの焼き方を、日本の環境にあったやり方で自分なりに研究し、
突き止め道をつけて、人に渡したいと考えている。
渡し切れば、私は次の最終ステージへ行く。
まだ、ここでは言わないが、私の使命だと思う方へと進む予定だ。

今は、パンが始まったばかり。
今できる精一杯を注いで、皆さんに喜ばれる存在になりたい。
昨日は、Engrainの種を仕込んだ。今日は今から生地を仕込んで、また次のパンを焼こう。

愚痴・泣き言・不平不満・人の悪口は言ってないで、
そんな暇があったら自分の使命を見つめ直し、自分のため、人の為、世の中の為に生きていかないかい。
せっかくこの時代、この場所を自分で選び生まれたんだから・・・

では、今日も楽しく、今を生きよう。


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